マイナンバーカードを作成し、申し込みをするだけで5,000ポイントが付与されるマイナポイント事業。Goto travelやGoto eatのインパクトが強いイメージですが、マイナポイントも非常なお得なですので是非活用しておきたいところ。
しかし、実際にポイントの申込をしてみるとかなり面倒。そして、つまずきポイントが多い!!!と思う方も多いはず。途中で諦めてしまうにはもったいないので、今回は実際に私が申し込み時につまずいたポイントの紹介と1番簡単に申し込みができた方法を紹介いたします。
【この記事を読むとこんなことが分かります】
結論:諦めも肝心!一番簡単に申し込みたいなら手続きスポットに行こう!
・スマホアプリで申し込み時のつまづき→マイナンバーカードを読み取るのは難易度:高
・PCで申し込み時のつまづき→カードリーダーが必要
・手続きスポットに出向いて申し込み→これが一番簡単に申し込みができる
マイナポイントとは?
マイナポイントとは総務省が提供している事業でマイナンバーカートとキャッシュレス決済サービスを紐づけし利用額の25%(上限5,000円分が上限)がポイントバックで戻ってくるサービスです。
マイナンバーカードを使って予約・申し込みを行い、選んだキャッシュレス決済サービス(※)でチャージやお買い物をすると、そのサービスで、ご利用金額の25%分のポイントがもらえるのが「マイナポイント」のしくみです。(お一人あたり5,000円分が上限です)
引用:総務省マイナポイント事業HP
マイナポイント事業の申込期間と対象の決済サービス
- 申込期間:2020年7月1日~2021年3月31日まで
- ポイント付与:2020年9月1日~2021年3月31日までで先着4,000万人が対象!
- 連携可能なキャッシュレス決済サービス:クレジットカード、QR決済、電子マネーなど多彩なサービスと連携可能。詳しくはマイナポイント事業HPをご確認ください。
- 一度申込をすると後から連携する決済サービスを変更することはできません。
どんな人が申込できるの?
マイナンバーカードを持っていれば年齢制限なくどんな人でも申し込みが可能です。マイナンバーカード1枚につき本人名義の1つの決済ササービスと紐づけて申込することができます。本人名義の決済サービスをお持ちでないお子様には以下のようにQ&Aで対応方法が記載されています。
Q:子どものマイナポイントの予約・申込はどうすれば良いか。
A:15歳未満の未成年者の方の予約・申込については、法定代理人が行うことができます。15歳以上の未成年者の方の予約・申込については、やむを得ない場合には、本人に代わり法定代理人が手続を行うことができますが、特段の理由がなければ本人にて手続を行ってください。やむを得ず法定代理人が手続を行う場合も、原則として本人同席のもと手続を行ってください。(マイナポイント利用規約第5条)
引用:総務省マイナポイント事業HP Q&A
マイナポイント申し込みに必要なものは?
- マイナンバーカード
- マイナンバーカード作成時に設定したパスワード(4桁)
- 連携させるキャッシュレス決済サービスの「決済サービスID」と「セキュリティコード」
上記は必須で必要ですので必ず用意しておきましょう。「決済サービスID」と「セキュリティコード」は決済サービスごとに異なるため、コチラから対象の決済サービスをクリックし確認ください。
マイナポイントの申込方法は3種類
申し込みに必要なモノまで用意したら、早速申込してみましょう!ということで私が選んだ決済サービスは「楽天カード」、「dカード」です。
理由は普段よく使う決済サービスだからです。光熱費や保険料、通信費など生活のランニングコストがこのカードから引き落とされるため、特別買い物をしなくてもポイントを獲得できる手軽さで選びました。
決済サービス(特にQR決済サービス)などは独自の特典としてポイントが加算されるサービスを展開しているものもありますのでご自身に合ったサービスを選択しましょう。
さて、ここからが本題です。早速申し込み方法について確認していきましょう。
マイナポイントの申込方法は以下の3種類から選択して申し込みを行います。
- スマホのアプリを使用して申し込み
- パソコンを使用して申し込み
- 手続きスポットに出向いて申し込み
この3種類なら圧倒的にスマホで申込が手軽だよね!って思いますよね?
ということで早速スマホアプリを使用した申し込みにチャレンジしてみました。
(つまづきポイントあり)スマホアプリを使用した申し込み
スマホで申し込みをする場合は、まず専用のアプリをインストールする必要があります。アプリはコチラからインストール可能です。同時に手順の記載もありますので読んでみましょう。
アプリをインストール完了!手順に従って操作をすすめていくと、マイナンバーカードをスマホで読み取る作業へ進んでいきます。ここでいくつか注意点がありますのでご確認ください。
【スマホアプリでマイナンバーカードをスキャンする際の注意点】
・対応機種出ないとスキャンできない。対応機種はコチラ!(Android、iPhone)
[Androidの場合]
・NFC/おさいふケータイロック項目のチェックを外す
・Reader/Writer,P2P項目にチェックを入れる
・機内モードを解除する
・金属物から離す
・Bluetooth機能をONにする
・Wi-FiをOFFにする
[iPhoneの場合]
・金属物から離す
・充電ケーブルやイヤホンを外す
・カバー類を外す
・iPhone XS Maxは、カード上辺から 3㎝、右辺から 2㎝に端末の上端中央を合わせてください。
・iPhone XRは、カード上辺から1㎝、右辺から3㎝に端末の上端中央を合わせてください。
・iPhoneからマイナンバーカードを1㎝程度離すと読み取りやすくなる場合があります。
この段階で若干つまづきながらもなんとか読み取り設定を完了させアプリを起動!
マイナンバーカードをセットしてパスワードを入力!すると・・・いざマイナンバーカードの読み取りへ。
※機種により読み取り位置が異なりますので、事前にコチラ(Android、iPhone)で確認下さい。
ちなみに私の機種はドコモ SONY SO-04J。読み取り位置は以下のように紹介されています。
事前にマイナポイントをかざす位置を確認し、(見難いですが)右の写真のようにスマホの下にマイナンバーカードをセットして読み取りを開始!
~1分後。反応なし・・・。いや、この画面は読み取りを開始しているのかすら分からない・・・。
何が悪いのか分からず一つずつ注意点を確認しましたが、結局原因が分からず。
スマホとマイナンバーカードの位置が悪いのか?と位置を微調整すること15分。
相変わらず反応なし・・・。
原因を調査しようとアプリの評価を見てみると、このマイナンバーカードの読み取りで苦労されている方が多数コメントをされていました。機種などによって違いはあると思いますが中には2時間かかったとのコメントもあり。
はい。この時点で諦めました。
【つまづきポイント】
スマホでマイナンバーカードを読み取るのが難しい!
(つまづきポイントあり)パソコンでの申し込み方法
スマホがだめならパソコンでチャレンジ!
ということでパソコンでの申し込み手順を調査しました。
【パソコンでの申し込みで必要なもの】
・マイナンバーカード
・マイナンバーカード作成時に設定したパスワード(4桁)
・連携させるキャッシュレス決済サービスの情報
・パソコン(Windows or iOS)
・ICカードリーダー
ICカードリーダー?それ一般家庭で持ってる人いるの?
マイナンバーカードに対応したカードリーダーはコチラから確認できます。参考までに価格を調べてみると・・・2,500円ほど。
マイナポイント5,000ポイントの半分の費用を払って買うか・・・?
はい。諦めました。
【つまづきポイント】
カードリーダーを持っていない人は購入が必要!
(これ以外に用途がない人は購入しない方がいいです)
(おすすめはコレ!)手続きスポットへ出向いて申し込み
スマホもPCもダメだった!もうこの方法しか残ってない・・・!
そんな思いで手続きスポットを検索。
市区町村窓口・郵便局・コンビニ(マルチコピー機・ATM)・携帯ショップなど、約9万箇所(今後開設するスポットも含む)に、マイナポイントの予約・申込のための端末を設置します。マイナポイント手続サポーター及びスポットの詳細については、こちら。
引用:総務省マイナポイント事業HP
※一部設置していない拠点があります。
ということで最寄りのセブンイレブンへGO!!!
ではなく、その前に以下の情報を事前に控えておきましょう。
申し込みには「決済サービスID」と「セキュリティコード」の2つが必要です。必ず事前に確認しておきましょう。そうでないと私のように1度家に帰ることになります。
※「決済サービスID」と「セキュリティコード」は決済サービスごとに異なるため、コチラから対象の決済サービスをクリックし確認ください。
私はセブン銀行のATMで手続きをしましたが、手順についてはコチラで紹介されています。
いざ下記の様な画面の順に入力・・・。
そしてカードを読み込ませて・・・。
申し込み完了!
今までの苦労はなんだったの?めちゃくちゃ簡単やん!
【つまづきポイント】
操作は簡単!でも、事前に「決済サービスID」と「セキュリティコード」を確認しておかないと一度家に帰って確認することになる!
まとめ
自宅に手軽に申し込みができるようにスマホやPCを使った方法が用意されていますが、残念ながらすべての人が同じように申し込みができるような便利さには少し遠いと感じました。ポイントはマイナンバーカードの読み取りですね。やはりATMなどカードを読み取る機能を持った設備を使うことが一番の近道だと感じました。そうなると、マルチコピー機でも申し込みできるみたいだけどどうなんだろ?と思いますが・・・。この記事を読んでみなさんが少しでもスムーズに申し込みできたらうれしく思います。マイナポイントは先着4,000万人です。まだ申し込まれていない方は、是非はやめに申し込みをしましょう!
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