電気料金の乗り換えをご検討されている方であれば一度は目にする「楽天でんき」と「Looopでんき」。
どちらも低価格の料金設定で魅力的ですね。
どうせ乗り換えるならガスもセットで乗り換えれば更にお得に!
電気料金の比較も大変なのにガス料金まで手が回らないよ・・・。
僕にお任せください!面倒な比較を分かりやすくまとめます!
あなたがお住いの住宅に合ったでんき&ガス会社を探し出せるようお手伝いさせていただきます。
※本記事は2020年12月時点の料金・特典を基準に比較しています。
今回比較する両社はガスのみの契約はできません。
電気とセットでの契約が前提になります。
両社の電気料金を比較した記事はこちらをご確認ください。
https://www.kemyblog.com/rakuten-or-looop-denki-hikaku/
【この記事の想定読者】
✔固定費の節約をご検討中の方
✔楽天エナジー、Looopでんきの都市ガスを候補に乗り換えをご検討中の方
楽天エナジー、Looopとは?
楽天エナジーとは?
楽天モバイル株式会社が提供する個人・家庭向けガス供給サービスの「楽天ガス」。
2020年10月からガス供給サービスを開始しています。
楽天ガスの申し込みには同社が提供する「楽天でんき」を契約する必要があります。
楽天でんきは新電力切り替え満足度調査でも全3エリア(関東・中部・関西)で満足度第1位を獲得するなど乗り換えたユーザーからも高い評価を得ています。
Looopとは?
株式会社Looopが提供する電力小売りサービスであり、2016年からサービスを開始。
2019年には電気+ガスのセットプランの提供も開始しています。
サービス開始以降、着実に契約者数を伸ばしており、2020年2月に実施した「電力会社についてのアンケート」において、「価格満足度」「サービス満足度」で第1位を獲得しています。
結論!ガス料金が安くなるのかコチラ!
両社でガスの供給エリアが異なるため、場合分けした結論をお伝えします。
東京ガスエリア(東京地区等)にお住いの方
毎月の使用量が15~250mm3の方
料金を少しでも安くしたい方はLooopの都市ガスがおすすめです。
1ヵ月の推定ガス使用量に対する料金をグラフ化すると以下のようになります。
ガス使用量[mm3] | 楽天ガス | Looopの都市ガス |
---|---|---|
10 | 2,212 (▲68) | 2,280 |
20 | 3,665 | 3,560 (▲105) |
30 | 4,970 | 4,840 (▲130) |
40 | 6,274 | 6,120 (▲154) |
50 | 7,579 | 7,400 (▲179) |
100 | 14,058 | 13,800 (▲258) |
150 | 20,471 | 20,200 (▲271) |
200 | 26,884 | 26,600 (▲284) |
250 | 33,132 | 33,000 (▲132) |
300 | 39,380 (▲20) | 39,400 |
非常に僅差ですが、上記の使用量の範囲ではLooopの都市ガスの方が安くなります。
楽天ユーザーの方は、でんきとガスをセットで契約することで申込特典やポイント還元等の特典を受けることができるため、割安になる場合も考えられます。
上記以外の使用量の方
楽天ガスがおすすめです。
使用量が多いほどお得にりますが、ここまでの量を使用するご家庭は極めて少ないかと思います。
推定料金は以下のようになります。
ガス使用量[mm3] | 楽天ガス | Looopの都市ガス |
---|---|---|
300 | 39,380 (▲20) | 39,400 |
350 | 45,628 (▲172) | 45,800 |
400 | 51,876 (▲324) | 52,200 |
450 | 58,124 (▲476) | 58,600 |
500 | 64,372 (▲628) | 65,000 |
上記以外のエリアにお住いの方
楽天ガスのみ契約が可能です。
Looopの都市ガスは東京ガスエリア(東京地区等)でしかサービスが展開されていないのが実情です。
しかしながら、楽天エナジーも非常に安い料金プランでサービスを展開しているため、電気とまとめて契約することで現在の料金より割安になる場合が多いです。
なにより申込特典の6,000ポイントは楽天ユーザーには非常にありがたいですし、楽天ユーザーでない方もこれをきっかけに楽天を利用してみては如何でしょうか?
両社の電気料金を比較した記事はこちらをご確認ください。
https://www.kemyblog.com/rakuten-or-looop-denki-hikaku/
両社のガス料金を徹底比較!
電気を乗り換えるならガスも同時に!とお考えの方も多いはず。
今回の両社はガスに対応しているエリアやセット契約時の特典も異なりますので、ガスの乗り換えも想定した比較をしていきたいと思います。
供給エリアの比較
楽天ガス
供給エリアは以下となっています。
✔東京ガスエリア(東京地区等、群馬地区、群馬南地区)
✔東邦ガスエリア(愛知県、岐阜県、三重県)
✔関電ガスエリア(大阪地域、南部地域、北東部地域、兵庫地域、京滋地域)
Looopの都市ガス
✔東京ガスエリア(東京地区等)のみが供給対象エリアとなっています。
Looopでんきとガスをセットで申し込みできる方は東京ガスエリア(東京地区等)に該当する方のみとなります。
料金プランを徹底比較!
両社が供給をしている東京ガスエリア(東京地区等)の料金を比較してみましょう。
【結論】Looopの都市ガスの方がお得になります。
詳しい料金の計算結果は以下で説明していきます。
ガスの料金は以下の計算式で決まります。
ガス料金=基本料金+従量料金
この料金の内容に沿った比較は以下のようになります。
基本料金
基本料金とはガスをまったく使用しなかった場合でも毎月支払わなければならない料金です。
1ヵ月の使用量 | 楽天でんき+ガス プランS | Looopの都市ガス |
---|---|---|
20m3まで | 759.00 | 1,000.00 |
20m3をこえて80m3まで | 1,056.00 | 1,000.00 |
80m3をこえて200m3まで | 1,232.00 | 1,000.00 |
200m3をこえて500m3まで | 1,892.00 | 1,000.00 |
500m3をこえて800m3まで | 6,292.00 | 1,000.00 |
800m3をこえる | 12,452.00 | 1,000.00 |
従量料金
従量料金とはガスの利用料に応じて支払う料金です。従量料金は以下の式で算出されます。
従量料金=(従量料金単価±原料費調整額)×ガス使用量
※今回の比較は”原料費調整額”は考慮せずあくまで両社の基準単価での比較をしています。
1ヵ月の使用量 | 楽天でんき+ガス プランS | Looop電気+ガス |
---|---|---|
20m3まで | 145.31 | 128.00 |
20m3をこえて80m3まで | 130.46 | 128.00 |
80m3をこえて200m3まで | 128.26 | 128.00 |
200m3をこえて500m3まで | 124.96 | 128.00 |
500m3をこえて800m3まで | 116.16 | 128.00 |
800m3をこえる | 108.46 | 128.00 |
電気とセットで契約する特典を比較
楽天エナジーの特典
① でんきとガスをセットで申し込むと6,000ポイントゲット!
楽天でんきとガスをセットで新規申込することで楽天ポイントを6,000ポイントゲットできます。
すでに楽天でんきをご利用中の方でも3,000ポイントをゲットすることができます。
申込するだけでポイントがゲットできるなんてお得ですね。
② 電気、ガス料金の100円につき楽天ポイントが1ポイントもらえる!
楽天でんきとガスをセットで契約した場合、電気・ガス両方の料金に対して100円につき1ポイントがもらえます。
楽天でんきのみの契約だと200円につき1ポイントなので、ポイント還元率も2倍になりますね。
さらに料金の支払いを楽天カードにすることで、更に100円につき1ポイントが還元されるため、利用しない手はないですよね。実質2%のポイント還元の恩恵を受けることができます。
Looopの都市ガスの特典
① 電気の従量料金の2%が割引に!
Looopでんきは基本料金が0円なので実質、電気料金が2%OFFになるうれしい割引です。
電気料金の仕組みがシンプルなため、毎月の電気使用量が分かればすぐに効果額を試算できます。
おおよそですが3~4人家族のご家庭であれば1,500~2,000円の効果になります。
まとめ
東京ガスエリア(東京地区等)に関しては一部の使用量が極端に多い場合をのぞき、Looopの都市ガスが安くなります。
サービス提供エリアが東京ガスエリア(東京地区等)のみと限られているため、恩恵を受けられる人が限られてしまっているのも実情です。
今後、供給エリアが拡大しましたら改めて記事を更新いたします。
しかしながら楽天エナジーも非常に安い料金プランを提供しているにもかかわらず、申込特典で6,000円ポイントはインパクトがすごいですね。
どちらの会社も非常に高いレベルで料金プランや特典を設けているので是非ご検討ください。
この記事が皆さまのお役に立てると幸いです。
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