冬といえばスキー、スノーボード。ウェアやボードなどの道具類、スタッドレスタイヤやチェーンなどの車の装備類。リフト券やガソリン代、交通費などのランニングコスト。はじめてみると意外と出費が多いスポーツです。たくさん滑りに行きたいけどお金が厳しい。そんな方に向けた節約術をご紹介します。
【この記事はこんな人向けに書いています】
・スノーボードが好きだけど毎回の出費が厳しくて滑走日数が減ってしまっている
・滑走日数が比較的多い人
・スノーボードの節約術を探している
スノーボードに必要な費用とは?
まずどこのコストを減らせるのか?を考える前にスノーボードを楽しむにあたって発生するコストを大まかに項目分けしてみます。
1.道具類の費用
ボード、ビンディング、ブーツ、ウェア、ゴーグル、防具類などの道具類の費用です。コストは購入するモノによってか振れ幅がありますが、全て用意するとおおむね10万~30万円ほどが相場です。
道具類も消耗品ですので買い替えが必要です。買い替えの頻度は一般的には2~3シーズンに1度程度。多い人は毎シーズン買い替える方もいます。
2.移動手段の費用
スタッドレスタイヤ、ホイール、チェーンなどの車の装備費です。基本的に必要な装備は左記の3点が基本だと思いますが車種等に依存するため振れ幅がありますが、こちらもおおむね10万~30万円ほどが相場です。
スタッドレスタイヤは何シーズン使用できるのか? という点については、これは使用条件によって、磨耗の度合いが変わってくるだけに、何年、何kmとは一概にいえませんが、一般的には3から5シーズンは使用できるといわれています。
JAFより引用
3.ランニングコスト
毎回の滑走にかかる費用でリフト券代、ガソリン代、高速道路代、昼食代などのランニングコストです。こちらの費用は出発地と目的地の関係によって異なるので一概には言えませんが、毎回発生する費用なので相場は把握できているはずです。
どの費用を節約するべきか?
それではどこの費用を節約するのか?考えてみましょう。
今回ご紹介するのは「ランニングコスト」です。その理由について解説したいと思います。
まず、「1.道具類の費用」に関してです。おそらく節約を考えている方は年に数回レジャーとして楽しむというよりは、”技術を磨いて上手くなりたい!”と考えている方の方が多いと思います。
そんな方々へは道具の費用を下げパフォーマンスを下げる方法はおすすめしません。むしろ道具には積極的に投資するべきだと思います。
次に「2.移動手段の費用」です。ここでは車の装備を対象にしていますが、もちろん安全性にかかわりますのでこちらも削減することは間違えだと思います。立地や時期によって路面状況に見合った装備を揃えることが必要です。
よって、節約できるコストとしてランニングコストが残ります。
ランニングコストは一見地味に見えがちですが回数を重ねるごとに効果が大きくなります。
滑走日数が多い方だと1シーズン当たり数万円の効果もあるはずです。
次の項目で具体的な節約術を紹介したいと思います。
ランニングコストの節約術
それではランニングコストの具体的な削減方法をご紹介します。
【交通費】
目的地までのガソリン代や高速道路費です。こちらは発生する費用を抑えるために下道を使う手段もありますが路面状況による安全面や移動時間が伸びてしまうなどのデメリットがあります。ですので、おすすめは乗り合わせです。人数を増やして割り勘で1人あたりの費用を抑えましょう。
【リフト券代】
リフト券を当日ゲレンデで購入していませんか?この購入方法は最もコストがかかってしまう方法です。節約術としては以下の2つの方法があります。
① シーズン前のイベントで購入
おおよそ10月~11月にかけてスノーボード天国の様な大型のイベントが開催されます。そこではリフト券を早割り価格で購入できます。シーズン前に年間のおおよその滑走日数と滑走ゲレンデを決めておいてシーズン分購入すると節約が可能です
② シーズン券を購入する
こちらもシーズンイン前に販売が開始されます。おおよそ10回程度の滑走で元本が取り戻せる価格設定のものが多いのそれ以上に滑走される方には最もおすすめの方法です。また、エリアによっては複数のスキー場が対象になったシーズン券があったり、駐車場の代金も無料になるシーズン券がありますのでコスパはかなりよいです。
【昼食代】
昼食をセンターハウスなどのレストランで食べるとカレーでも1,000円近くのコストがかかります。更にハイシーズンにはテーブルの空きがなく空きテーブルを探すだけでも一苦労なんてことも。そんな時の節約術がこちら。
① 昼食を持参する
道中のコンビニで昼食を購入しておいて車内で昼食をとる方法があります。コスパも時間効率もよいですが、少し寂しい感じもしますね。せっかくだからもっとアウトドア感も楽しみたいという方には以下の方法がおすすめです。
② 昼食を作る
シングルバーナと折り畳みチェアを用意して車の外でカップラーメンなどをつくります。つくると言ってもお湯を沸かすだけなので素人でも簡単。食後のコーヒーも楽しめます。使用するシングルバーナはOB缶タイプをおすすめします。寒冷地でも使用できますし風にも強いです。
天気の良い日にゲレンデで飲むコーヒーは格別です。私はずっとこの方法で昼食を食べていました。降雪時には向きませんのでご注意ください。また、ごみは必ず持ち帰りましょう。
まとめ
パフォーマンスを向上させるための道具類や安全面での装備類は削減せず、ランニングコストを見直してみましょう。1回あたりの効果額は大きくありませんがシーズン単位でみれば大きな効果になることが多いです。是非見直してみましょう。浮いた費用でDVDを購入してイメトレなんてのもありですね。
それでももっと節約したいという方にはバスツアーがおすすめです。
そちらに関する記事も記載していますので是非ご覧ください。
それではみなさんの楽しいスノーライフを応援しています。
コメント